ボジョレー ヌーヴォー

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ボジョレー ヌーヴォーとは、

フランス・ボジョレー地区でその年に収穫されたブドウを使った新酒のことを言います。フランス南部ブルゴーニュ地方の南側、マコンからリヨンまで55kmに渡るワインの産地で、古代ローマ時代からぶどう図クリをしていた歴史のある産地です。ボジョレー地区はブドウ畑が96の村に及ぶ広大な地域。村ごと、醸造家ごとに造られるワインの味わいは変わってきます。
ボジョレーとはフランス・ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区のことで、ヌーボーはフランス語で「新しいこと」「新しいもの」を表します。つまり、ボジョレー・ヌーボーとは、「ボジョレー地区の新酒」という意味です。
ボジョレーで9月ごろに収穫されたブドウを、わずか2カ月で若飲み用に仕込んでいるため、果実風味の強いフレッシュな味わいに仕上がります。

現在では11月の第3木曜日が解禁日となっていますが、過去には日付が決まっていたこともあります。
ボジョレー・ヌーボーが注目される理由
ボジョレー・ヌーボーがこれほど注目されて有名になったのは、同じ年のブドウの出来栄えの指標になるからです。
新酒のボジョレー・ヌーボーは、通常とは異なる醸造法により短期間で造られるため、ブドウの質がワインの味わいに直結します。そのため、ボジョレー・ヌーボーがおいしいと、その年のブルゴーニュ地方のワインも期待できるのです。
そもそも、ボジョレー・ヌーボーは地元の人が収穫祭で楽しむための地酒でした。
それが評判を博したため、各ワイナリーはどこよりも早く販売しようと質の良くないワインまで出荷し始めました。
このような混乱を規制するため、フランス政府は1967年に解禁日を設定したといわれます。
初めはボジョレー地区の新酒ができあがる時期に合わせた11月11日でしたが、その後、15日に変更されました。
しかし、解禁日を日付で決めると年によって曜日が変わり、流通業者やワインショップ、レストランなどの営業していない日曜日に当たる場合があります。
そこで、1984年より、ワインの販売に影響が出ないように現在の解禁日に定められました。

ボジョレー ヌーヴォーの解禁日はまさにお祭りです!
よくテレビなどで「ボジョレー解禁!」というフレーズを見かけますが、あれは毎年11月の第3木曜日に、全世界の人が一斉にボジョレー ヌーヴォーを飲み始めることを指します。
普段ワインを飲まない人もこの日はワインを楽しんだり、「ボジョパ」と呼ばれるパーティーも話題でした。ボジョパとは、ボジョレ・ーヌーヴォーを開けるだけではじめられるパーティーのことを言います。

ボジョレーのワイン
ボジョレー地区で栽培されるブドウ品種は、渋味の少ないガメイ種です。
ワインの味わいは生産者によって変わりますから、軽いワインから比較的骨太のしっかりした飲みごたえのワインまで、ボジョレー・ヌーボーにもさまざまな種類があります。
ボジョレーではガメイ種の赤ワインを中心に、シャルドネ種を使った白ワインやロゼワインも造られています。
ボジョレーのワインは、大きく分けると3種類あります。

<ボジョレー>
果実の風味が豊かで爽やかな赤ワインで、一般的に知られるボジョレーワインのことです。独自のAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ:原産地呼称統制)を持っているため、この地域内で作られたガメイ種を使用していれば、ボジョレーと名乗ることができます。
値段が手頃なところが、愛好家には嬉しいワインです。

<ボジョレー・ヴィラージュ>
ボジョレー・ヴィラージュは、ボジョレー地区の限定された地域で作られたブドウを使用したワインです。AOCボジョレーのうち39の村がボジョレー・ヴィラージュを名乗れます。
ヴィラージュ(Villages)はフランス語で村を意味し、ラベルに「Villages」と記載して、生産地の村名でワインを販売することができます。
ボジョレー・ヴィラージュでも新酒のヌーボーは造られていて、解禁日は同じですが、ボジョレーよりも値段が高くなります。

<クリュ・デュ・ボジョレー>
ボジョレー地区で特に良質なブドウを生産するクリュ(畑)から生まれるワインが、クリュ・デュ・ボジョレーです。
普通のボジョレーよりも質の高いワインが多く、中には5年以上の長期熟成に耐えられるものも造られています。その代わり、新酒のヌーボーは造られていません。

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