憲法記念日

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国民の祝日は、よりよい社会を目指し、国民みんなで祝ったり感謝したりする日です。2021年時点では年間に16日あり、それぞれに意味があります。

今回は憲法記念日  憲法記念日とは、多くの犠牲者を出した第二次世界大戦の経験を生かし、平和な国を目指して制定されました。その憲法の施行を記念して制定された祝日が、憲法記念日です。祝日法、昭和23年7月20日法律第178号では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことを趣旨としている。また「国のさらなる成長を期待する」という思いも込められています。   実際に施行されたのは1947年5月3日で、マッカーサーの指令で草案が起草された日本国憲法が施行されました。 翌年1948年には祝日法により、国民の休日となりました。現在ではゴールデンウイーク中の祝日の1つとなっています。
ちなみに、憲法の公布は1946(昭和21)年11月3日です。 祝日が日曜日と重なる年は、その日以降の最も近い平日が「振替休日」になります。2020年は日曜日に重なったため、最も近い平日の5月6日水曜が振替休日となりました。4日は「みどりの日」、5日は「こどもの日」で、それぞれ祝日だったためです。 憲法記念日を挟む5月1日から7日は「憲法週間」とされており、法務省や裁判所などが憲法の意義や理解を深める活動を行っています。例えば、法廷や庁舎見学、民事調停の模擬体験、裁判官や検察官への質問など、貴重な体験が可能です。
日本国憲法の三原則  日本国憲法の基盤となっているのが、 国や政治に関する意思決定ができる権利が国民にあるという意味で「国民主権」。 誰でも生まれながらにもっている人間らしく生きる権利を「基本的人権」。 平和な暮らしを維持するために他の国と戦争をしないという「平和主義」。  
憲法記念日の由来  憲法記念日の由来を知るには、歴史的背景を把握する必要があります。5月3日になった経緯を紹介します。 日本国憲法が公布されたのは「11月3日」 日本国憲法は、1946年11月3日に公布されました。公布された日が記念日にならなかった理由は、戦後の歴史的背景が関係しています。11月3日は、明治天皇の誕生日でもあったことが大きな理由です。
旧憲法の「大日本帝国憲法」における主権者は天皇でしたが、日本国憲法では国民主権になりました。第二次世界大戦後、日本を占領していた連合軍の総司令部であるGHQは、再び憲法と天皇を結びつけることに難色を示しました。同じ過ちを犯さず平和な国として成長するには、天皇と国民の関係性を弱める必要があると考え、11月3日を憲法記念日にするという案に強く反対したといわれています。

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