2月11日は建国記念の日

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「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966(昭41)年に定められました。日本では、建国の日が明確ではないため、日本神話を基に、建国を祝う日として「建国記念の日」が定められました。
2月11日という日付は、初代天皇とされる神武天皇の即位日である【旧暦】紀元前660年1月1日にあたり、明治に入って【新暦】に換算した日付なのです。
神武天皇が即位されたのは紀元前660年のことですから、2021年は建国から2681年経っていることになります。そのため、日本は世界最古の国ともいわれています。

明治時代には、「紀元節」と呼ばれる建国を祝う祝日がありました。
しかし、第二次世界大戦後の1948(昭和23)年、「紀元節を認めることで、天皇を中心として日本人の団結力が高まるのではないか」というGHQの懸念により「紀元節」は廃止されることになります。
しかしその後行ったアンケート調査により、全国民の 80 % 以上の人が「建国を記念する日」を望んでいるということがわかりました。建国記念の日が成立するまでには「日本の正確な起源などわかっていないのに建国記念など定められない」など専門家による多くの議論がありましたが、9回の議案提出&廃案を経て、昭和38年(1963年)、名称に「建国記念の日」と「の」を挿入することで、建国されたという事そのものを記念する日であると解釈できるようにし、昭和41年(1966年)に「建国記念の日」を定める祝日法改正案に関する提案が承認され、翌年1967年から適用されることとなります。そして「建国記念の日となる日を定める政令」によって建国記念の日の日付が2月11日に定められました。
そのため他の祝日は、祝日法によって日付が定められているのに対し、建国記念の日だけ「政令で定める日」となっています。
「建国記念の日」に「の」が入っているのはこんな深い訳があったのです。

「建国記念日」とは、文字通り「建国を記念する日」「記念日」とは、歴史的事実として日付が確定している日を記念するという意味があり、「記念の日」とは、日付は確定していないけれどそのことを記念する日という意味になります。
建国の定義は国によってさまざまですが、多くの国は「この日に建国された」と、日付が歴史的事実として確定しています。
例えば、アメリカの建国記念日は「独立記念日」とされ、1776年の大陸会議でアメリカ独立宣言に署名がされた日です。
現在日本は、各地の神社仏閣にて「建国祭」などの祭りが執り行われ、また海上自衛隊では、基地・一般港湾等に停泊している自衛艦において満艦飾が行われています。

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